SESエンジニアとして現場を渡り歩いた3年間のこと(2024)

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IT業界に入ったのは、独学と職業訓練でなんとか知識をつけた20代前半の頃だった。中小のSESに入社して配属された最初の現場は、大手の電力会社系のプロジェクト。
右も左もわからないまま現場に放り込まれ、教育らしい教育もない。
それなのに、ちょっとしたミスで怒鳴られる。何度も「何やってんだ」と言われて、次第に呼吸が浅くなっていった。結局、1か月で心が限界になり、その現場は離れることになった。

2つ目の現場は、ヘルプデスク。
PCの初期設定やユーザー対応、ひたすら電話とメール。技術を磨くというよりは、どちらかというとIT“っぽい”だけの仕事だった。
「このままだと、自分はずっとこういう現場でしか働けないんじゃないか」そんな焦りがずっと頭にあった。

3つ目は縁あって、フリーランスの凄腕エンジニアの下につくことになった。
仕事の流れや技術的なノウハウも教えてもらえて、かなり勉強にはなった。
ただ、できない自分にどうしても落ち込む場面が多くて、何かを聞かれるたびに「こんなのもわからないのか」と自分で自分を責めてしまう。
結果、メンタルがもたなくなって、また現場を離れることになった。

4つ目の現場はRPA業務。最初はゆったりしていて楽だった。
ただしある日、上司から「3日後に辞めるから、これからは顧客折衝も責任も全部よろしく」と言われて絶望。
顧客とのやりとりも、技術的なことも、一気に全部押し付けられて、自分一人じゃどうにもならない状況に。
無理して頑張ってたけど、電車に乗っている時に急に気分が悪くなって、出勤できなくなった。

最後の現場は、普通の開発チームで、ビジネスパートナー(BP)さんたちと一緒に仕事をした。
この現場はこれまでとは違って、みんなが協力しようという雰囲気で、誰かに仕事を押し付ける感じもなく、
技術的なことも相談しやすかった。なんとかやっていけそうだと思えたのは、この時が初めてかもしれない。


SESで働いてみて思うのは、「現場ごとに全然世界が違う」ということ。
どれだけ自分を鍛えても、配属された先で全然違う経験をするし、
自分が続くかどうかも、結局は“どこで誰とやるか”次第だった。

それにエンジニアに限らないけど、

感情で行動や思考を決定した瞬間に

仕事の質が落ちる

何よりいちいち仕事で何かしらの感情を感じていたら心がもたないし、それで仕事の質が落ちたり責任取れなくなるほど追い込まれてしまったら本末転倒

(ああだから世のサラリーマンは死んだ目をしてるんだと思った)